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2012年4月

2012年4月28日 (土)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.6 アーム基部の組み立て

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最初はアーム基部を車体とは別で組み立てて、塗装後に合体させようともくろんでいたのですが、どうも形がまとまらず、やはり車体に一つずつ取り付けながら組み立てを進めないと形にできそうもありません。塗装の手間が大変になるのは承知で基部を順に車体に取り付けながら組み立てました。

ここも説明書の写真を見ているだけではなかなかよく分からず、結局現物を手に持ってパズルのように合わせてみて初めて分かってきました。

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2012年4月26日 (木)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.5 アームの組み立て

いよいよレジンパーツによる地雷処理装置を組み立てます。シャーマン・クラブの地雷処理装置は鎖の付いたローラーを回転させて、鎖で地面をたたき、地雷を誤爆させる装置です。まずはそのローラーを支え、上げ下げするためのアームを作ります。

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レジンパーツはこのようにパーツ自体が大きなレジンの塊の上にくっついています。細いゲートでランナーに付いているインジェクションキットとは違い、このブロックからパーツを切り出すのが一手間かかります。

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当然ニッパーでパチンというわけには行かず、のこぎりなどを使って丁寧に切っていくのですが、私は無精なのでこのような回転のこぎりをハンドリューターに取り付けて切っていきます。

レジンはプラの様に熱を持って溶けるということはありませんから、のこぎりはブンブン回しても大丈夫です。プラですと、プラが溶けて歯にくっついちゃいますからね。あまり無理はできません。

のこぎりで切り離したらヤスリをかけてキレイに整形します。この写真にはヤスリは写っていませんが、当然ヤスリをかけた後の姿です。のこぎりでギリギリを切るのはオススメできません。

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レジンパーツはこのように変形していることが多く、最初はコレを見て凹んでしまいますが、お湯につけると簡単に戻すことが出来ます。変形したプラパーツを戻すよりはずっとか簡単です。

とはいえ、あまり長いこと修正作業をしていると、次第にグニャグニャになってしまいますから、手短にスパッと形を決めることが大切です。言うのは簡単ですが、やっぱり難しいです(^_^;)

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2012年4月23日 (月)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.4 砲塔の組み立て

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砲塔を組み立てます。砲塔は英米のシャーマンでほとんど同じのようですが、英軍仕様では砲塔後部に雑具箱が付きます。もともとドラゴンの米軍仕様のM4A4シャーマンから改造するように作られたコンバージョンセットですから、レジェンドのセットにはこの雑具箱もレジンパーツとエッチングパーツを組み合わせて作るように入っているのですが、タスカのキットは英軍仕様ですから、これがそのまま使えます。仕上がりの出来は変わりませんから、当然楽なプラパーツを使います。

車長用ハッチはフィギュアを乗せますから、接着せずに乗せてあるだけです。塗装がすんだら開いた状態で接着します。

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2012年4月20日 (金)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.3 車体の組み立て

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シャーシに続いて車体を組み立てていきます。車体のパーツをよく見ると側面の装甲板の溶接痕が非常に弱々しく入っています。金型の関係でここにしっかりとしたモールドをいれるのは困難なのでしょうが、実車を見ると結構クッキリとした溶接痕がついています。そこで0.4mmのプラ棒を貼り付けてヒートペンでつぶして溶接痕にしました。

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車体の前部です。シャーマン戦車で一番のディテールアップポイントとなるヘッドライトのガードはエッチングパーツが標準で入っています。この形状にキレイに曲げるのは難しそうなのですが、キットには治具がはいっているので、そこに押しつけるだけでこの形になります。

 

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2012年4月16日 (月)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.2 シャーシの組み立て

ボギー

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タスカのシャーマン用ボギーはタミヤやドラゴンなど他社のシャーマン系戦車のディテールアップパーツとして売られていただけあって素晴らしい出来です。中にスポンジシートを仕込んで可動式サスペンションとすることもできるだけでなく、細部にわたって精密に再現されています。特にボギー上部の履帯がボギー本体に当たるのを防ぐ板なんかは非常に薄く作られており、デザインナイフなんかで薄々攻撃をする必要がまったくないほどです。極めつけは赤矢印のリベットです。

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ランナーに直接モールドされている極小のリベットをナイフの先ではぎ取って転輪に取り付けます。実際にあまりに小さくて、私のような高齢者には肉眼で確認することは困難なくらいです(笑)。

このサイズは米粒とかごま粒とかのサイズでは無く、塩粒とかの粉粒のサイズです。これを転輪1個あたり12個。転輪は片側6個ありますから、全部で144個植えることになります。

ところが恐ろしいことにこのリベット、ぴったり144個しか用意されていません。案の定途中で無くしてしまうので足りなくなってしまいます。結局他のプラモの余剰パーツから似たサイズのリベットを取ってきて貼り付けることになりました。

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2012年4月12日 (木)

シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.1 プロローグ

シャーマン・クラブ対地雷戦車

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第二次世界大戦も折り返しを過ぎた1943年、スターリングラードではドイツ軍が降伏し、その後のクルスクの大戦車戦もソ連軍の物量の前に敗退。そして北アフリカでは英米連合軍の猛攻撃の前にさすがのロンメル将軍も力尽きるなど、各地でドイツ軍の戦線の縮小が始まっていました。しかし西部戦線は海に囲まれているため、いまだ連合軍は手を出すことが出来ずにいたのですが、さすがにこの頃になると上陸作戦は時間の問題となりました。そのためドイツ軍はフランスの海岸線にこれでもかと言うほどの防御策を施しました。

それに対しイギリス軍のスパイは夜陰に紛れてフランスの海岸にこっそり上陸し、ドイツ軍の防御を調べ上げました。そしてイギリス軍は持ち前のアイデアでさまざまな兵器を考案し、上陸作戦に備えました。

今回制作するシャーマン・クラブ対地雷戦車は砂浜にどっさりと埋められた地雷を処理するための戦車です。車体の前に付けられた長い鎖のついたドラムを景気よくぶん回し、ショックで地雷を誤爆させるというものです。上陸用舟艇から戦闘切って上陸し、他の戦車を先導するのです。

鎖の回転方向から考えて、進行方向に対して正回転すると思われるので、鎖が地面をたたいたときの石やら土やらは車体の方に向かって飛んでくるでしょうね。そのためあっと言う間に泥だらけになるでしょうね。ハッチから顔を出すなんてとんでもないでしょうね。

それにしても、どうしてこの車輌の名前がCrab(クラブ:かに)なんでしょうね?カニに似てますかね?

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2012年4月10日 (火)

25ポンド野砲Mk.2 Step.5 フィギュアの塗装、完成!

フィギュアの塗装

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フィギュアを塗装します。塗料はアメリカーナというトールペイント用の水性アクリル塗料です。非常にコストパフォーマンスに優れており、扱いやすいだけでなく、タミヤやクレオスと比べても数分の1ですし、ファレフォとかと比べると桁違いの安さです(笑)。

足をクリップで挟んで持ち手とし、足先以外を塗ります。アメリカーナの唯一の欠点は塗膜の弱さです。ただしメーカーさんの名誉のために書くなら、トールペイント用の塗料を本来の目的外に使っているのですから、塗膜の弱さはいたしかたないと思いますよ。

ここまで塗れたら塗膜の保護のためにラッカーのツヤ消しクリアを吹いてオーバーコートしておきます。

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2012年4月 8日 (日)

25ポンド野砲Mk.2 Step.4 仕上げ

スミ入れ

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スミ入れを行います。スミ入れにはAKインターラクティブのすとりーきんぐ・グライムを使います。少々赤い色なので、ダークイエローの車体は少し赤っぽくなってしまいます。まぁ、最初からそれを見越してダークイエローを塗ってますけどね。

拭き取りの出来る部分は原液のまま塗って乾いてから溶剤を染ませた筆で拭き取ります。拭き取りの出来ない(しにくい)入り組んだ部分は薄めた塗料を流すだけです。大砲はそのよう場部分が多いですよね。作業としてはちっとばかし楽ちんです(笑)。

弾薬運搬車も同様にスミ入れします。引き出しの中の影の部分は黒い塗料を流してあります。ここは影ですからね。

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2012年4月 3日 (火)

25ポンド野砲Mk.2 Step.3 塗装

サフ吹きと影吹き

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まずは全体にサフを吹きます。ドラゴンの成形色はサフの色とよく似ているので、エッチングパーツなどを使った部分を中心に吹くだけです。今回フィギュアはパテを使いましたので、緑色が見えなくなるまで、こちらはしっかりとサフを吹きました。

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つぎは影吹きです。影になる部分に対して吹きますが、砲の防盾の内側はゴチャゴチャしていますから、ほぼ真っ黒ですね。影色は自家製のチャコールグレーでマホガニーとタイヤブラックを同量混ぜて、そこにフラットベースを適量入れます。いつもはだいたい他の2色の半分くらい入れています。

フィギュアも下から影色を吹いてみます。たぶん最終的には違わないと思いますけどね(^_^;)。

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