シャーマン・クラブ対地雷戦車 Step.12 完成!!
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足回りを汚していきます。使うのはモデルカステンのミリタリーピグメント。カラーはプラスターライクをメインにブリックタイプを少々とコンクリートタイプはさらに少々です。これをアクリル溶剤で溶いて塗りつけます。
これが乾いた状態です。そのままではなかなか乾かないので、ドライヤーを当ててやります。するとあっと言う間に真っ白になります。
塗装ブースの中で堅めの筆を柄ってごしごしと落としてやります。粉を吸うと健康に悪いので、マスクは必須ですね。実際に血中酸素濃度が下がってしまったことがあるので要注意です。
溶剤を所々に垂らしてぼかしや輪染みを作ります。この汚らしい感じがいいですね。
仕上がってみて少し赤みが足りない感じです。ブリックライクの使用量が足りませんでしたね。まぁ、ノルマンディの海岸は白い砂浜ですからこれで良しとします。
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デカールが乾燥したら一度半ツヤのクリアでオーバーコートしてデカールを保護するのと同時に全体のツヤを統一します。デカールを貼るあたりにはツヤ有りクリアを塗ってましたからね。ここで半ツヤを使うのはスミ入れ塗料の残り具合が丁度いいからです。ツヤ消しでは表面がザラザラになりスミ入れ塗料が拭き取りにくくなってしまうし、ツヤ有りでは拭き取りしすぎてしまうからなんです。
塗料はAKインターラクティブのスミ入れ塗料を使います。使ったカラーはストリーキンググライムという焦げ茶色です。本来これはダークイエローの車両用なのですが、これをあえてグリーンの車両に使うために、基本色のグリーンの彩度を高めにしているのです。
砲塔部分はすでに専用の溶剤を平筆に染ませて拭き取りをした後です。この後車体部分も拭き取ります。
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地雷処理装置のチェーンを作ります。チェーンの先にはおもりが付くのですが、キットには小さな玉が入っていて、それを瞬間接着剤で貼り付けます。説明書には針金で輪っかを作って貼り付けるようになっているのですが、このサイズで小さな輪っかを作るのは困難なので、そのままチェーンに貼り付けました。
チェーンをローラーに貼り付けます。ローラーの付け根も針金で輪っかを作り、さらに付け根に貼り付けた棒に通し自由に動くように取り付ける指示があるのですが、そんなとんでもない作業を54回も繰り返せませんから、直接貼り付けてしまいました。
チェーンだけを可動式に組んだところで、チェーンの付け根の最初の金具が垂れ角を考慮して固定してありますから、いずれにしてもローラーの回転位置は決まってしまっています。つまりチェーンが自由に動くことにたいした意味はありません。
実はこのチェーン、実車では自転車のチェーンのような形状をしています。ところがキットではコストの関係で普通の鎖です。実際に取り付けてみると少々違和感を感じます。
実はバーリンデンのセットではこのチェーンもレジン製でちゃんと自転車のチェーンの形をしています。この地雷処理装置だけ見ると、そっちの方が良かったみたいですね。
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地雷処理装置のローラーを組み立てます。シャーマン・クラブではアームの先に付けたローラーを高速回転させ、ローラーに取り付けられた52本のチェーンで地面をたたいて地雷を爆破させます。
そのローラーにはチェーンを取り付けるための基部があるのですが、これがレジンパーツとエッチングパーツで再現されます。1つの基部にはレジンパーツ3個とエッチングパーツ2個からなっており、これが52組もあるのですから、そりゃもう大変なのなんのって・・・
この作業に3日もかかってしまいました(^_^;)。
実車では基部のチェーンに付く金具は自由に動きますから、重力で垂れ下がります。それを意識して、最初にローラーの向きを決めておいてから、金具を貼り付けていきます。もし回転状態を作るのでしたら、遠心力で法線の向きに付けることになりますよね。
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いよいよレジンパーツによる地雷処理装置を組み立てます。シャーマン・クラブの地雷処理装置は鎖の付いたローラーを回転させて、鎖で地面をたたき、地雷を誤爆させる装置です。まずはそのローラーを支え、上げ下げするためのアームを作ります。
レジンパーツはこのようにパーツ自体が大きなレジンの塊の上にくっついています。細いゲートでランナーに付いているインジェクションキットとは違い、このブロックからパーツを切り出すのが一手間かかります。
当然ニッパーでパチンというわけには行かず、のこぎりなどを使って丁寧に切っていくのですが、私は無精なのでこのような回転のこぎりをハンドリューターに取り付けて切っていきます。
レジンはプラの様に熱を持って溶けるということはありませんから、のこぎりはブンブン回しても大丈夫です。プラですと、プラが溶けて歯にくっついちゃいますからね。あまり無理はできません。
のこぎりで切り離したらヤスリをかけてキレイに整形します。この写真にはヤスリは写っていませんが、当然ヤスリをかけた後の姿です。のこぎりでギリギリを切るのはオススメできません。
レジンパーツはこのように変形していることが多く、最初はコレを見て凹んでしまいますが、お湯につけると簡単に戻すことが出来ます。変形したプラパーツを戻すよりはずっとか簡単です。
とはいえ、あまり長いこと修正作業をしていると、次第にグニャグニャになってしまいますから、手短にスパッと形を決めることが大切です。言うのは簡単ですが、やっぱり難しいです(^_^;)
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